ほしめぐり-夢と考察の泉-

星のカービィに関する考察と妄想をしていきます。捏造的妄想・雑絵注意

カービィ版深夜の真剣考察60分一本勝負!ドロシア編

タチカビは未プレイですが……
2月14日分のお題です。

初代ソウル(とはいってもUSDXがSDXと同じ時間軸なら初代ソウルはマルク、という事になりますが)、
絵画の魔女、ドロシア。
彼女の夢見た世界、そして彼女の真の姿を考察していきます。

ドロシアの正体は名も知れぬ絵画…という事ですが、ケタケタ絵画がドロシアの世界にあったり、ソウル形態にてパラマター(目玉)がある事から「現実世界の人々の目」を気にしていたのでは?と考えていました。
ケタケタ絵画のあの笑いは、彼女が有名ではない事からして「嘲笑」なのではないか、とも。
妹が復讐を誓ってしまう位ですから、彼女らは只の「絵画」だったのが、批判され、笑われ、そして忘れられた「意思を持つ絵画」となってしまったのかもしれません。
どうやらカービィの世界では、長く時間を過ごし、要因と魔力さえあれば意志も感情も芽生えてしまうようで。
(ということはローアm……いや、この話はまた今度で。)

となると、やはり魔法の絵筆も長い月日を得て主の意思を受け継いだのでしょうか?上記は妄想に等しいですが、以前紹介した通り(エリーヌ編参照)絵筆にも意思があることは明かされています。
ドロシアがうっかり落としたものではなく魔法の絵筆が自らの思いであなた方の前に現れた、ということはエンディングから推察でき、そしてそこから絵筆が意思を形成してゆくドロシアを案じていた事も考えられます。
魔法の絵筆でドロシアが描かれたと仮定すると、絵筆は彼女を描く前から意思を持っていたと考えられます。

しかしその意思を持つ、それ相応の魔力も持っていた筈です。
ペインシアが行動をとれず、ドロシアが全てを絵画へ変えようと行動出来たのも、魔法の絵筆の存在が大きかったのではないでしょうか?
ソウル化の要因も、この魔力にあった筈です。

元々ソウル化については、2つの要因があると考えています。
1つ目は「欲望」
2つ目は「チカラ」
ドロシアソウルは「真の姿」という意味合いがあり他のソウルとは一線を画しています……が、「自分をちゃんとみてほしい」という自己顕示欲、魔法の絵筆から触発され来るべき時まで溜めていた(であろう)チカラ。
……立派なソウルですね。
容姿については、結局彼女は絵の具の体をもつ、絵画の世界でしか生きられぬ者だという意味でしょうか。
倒された後、額縁に閉じ込められたのも上記の理由かと。

ドロシアの世界(ラストステージ)には、額縁の中(カービィが居るのが額縁の中なのでむしろ外?)で笑う人々だけが存在しています。
外の世界を絵画に変えようとしたのも、カービィを自分の世界へ誘ったのも、全ては「自分を見て欲しい」「自分の事を評価してほしい」という思い故なのではないかなぁ、と考えつつ、考察を締めさせて頂きます。
HAL研さん、早くクレイシアとの関係をですね…!