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ほしめぐり-夢と考察の泉-

星のカービィに関する考察と妄想をしていきます。捏造的妄想・雑絵注意

【カービィ23周年記念小説】かわらないドリームランド

小説 カービィシリーズメインキャラ

えー、
星のカービィ 23周年おめでとうございます!
今回は記念として、考察から離れて小説を書いてみました。
(普段もですが)捏造多めですので、苦手な方はブラウザバック推奨です。


こうかいしませんね?
(単なる自己満足ですのでご了承ください)






『かわらないドリームランド』

この日はプププランド中がお祭りさわぎ!
住人たちはお城にあつまり、パーティーを開く。
旅人も、大王も、光も闇も、老若男女が大集合!
主役の冒険譚を肴に、運ばれる料理は平らげられ、
窓から入る星の光が、宴会を美しく輝かせる。

そんなこんなで夜はやってくる。
参加者の内の最後の1人が眠りに落ちたその時、
ぱちくりと目を開けた主役は相棒を呼び出すと、
静かに星の光が差す方へと飛び出した。


__バブリークラウズ、ポップスターの中でも特に星が綺麗な、雲間の宮殿。


宮殿の主は道中は見えなかったが、とにかく気付かれないよう、少し離れた場所に腰をおろし。
「・・・かわらないなぁ」と、一言。

あの日と何も変わらない星空が、そこにあった。
空だけではない。
月が沈んで日が登り、外に出てともだちと遊び、夜になればしっかり眠ってゆめをみて。
あの日__ちょうどいく数年か前、自分がプププランドにやってきたあの日からずっと、かわらない日常が自身を取り巻いていた。

と、大きな手がピンクだまをぐわしと掴んだ。
「ったく、こちとらあの日から日常が180°変わったっつーの」
視界がぐるり180°反転し、降ろされる。
見上げると、見慣れた顔が瞳に映った。
「あ、デデデ」
「お前なぁ、なーにが『あ、』だよ」
呆れたように大王は悪態をつく。
「勝手に城を飛び出してしんみりしてんのか?全く性に合わないことを突拍子もなくやるような奴だよな…ホントに今でも、23年前にお前に負けたのが信じられないと思うときが」
「そうだ!23年前だよ、思い出させてくれてありがとうデデデ!」
「あぁ、お前がこの国の中で一番変わらねぇって事はよーく分かった」
そんな会話も、今では日常茶飯事。

「でもさぁ、デデデは変わったよね」
「むしろ変わるのが普通じゃねぇのかよ」
と、手を口に当てて一瞬考え…
「なんか・・・りりしくなったよね」


「バッ………

カ言うんじゃねぇよ!んなこと言われても、う、ぅ嬉しくなんかねえからな!」
と、言葉とは裏腹に満面の笑みで答える。
「むかしはあんなにいじわるでいたずら好きなわがまま大王!って感じだったのにねー。ぼくの事たくさん助けてくれたし、フロラルドの時も・・・」
「あれはお互い様だろうが」
さっきさらっと言われた昔の自分の人物像を思い出し、ふぅと溜め息をついた。


彼が来てから、色んな事件が起こった。
色んな場所へ、色んな星へ冒険に連れていかれた。
度々危険な目にあったし、沢山傷ついたりもした。
だけど少なくとも彼がやって来る前のこの国は、
呆れ返るほど平和な1日を、ただただ重ね続け。

「・・・退屈、だったんだよ」
ぼそっと、呟いた。
「え?」
「月が沈んで日が登って、城の中で仕事して夜になれば眠って変わり映えのない夢見て…その繰り返しに飽きてたんだ」


確かに、あの時は退屈だった。
けど、今はもう、違った。
ふらりとやってきた旅人に何もかも打ち砕かれたあの日、自分の『退屈』までもが砕け散った。

「でもあれから色んな事件が起こって、まぁ、なんだ……色々大変だったからな、正直……、」
怖くて仕方なかった。
もしお前が助けにきてなかったらと思うと。
そんな、零れかけた弱気な本音を飲み込んで。

「……、変わらない日常ってもんが、急に大事に思えてきた」
「うんうん、その気持ちわかるよ」
と、明るく相づちをうつと、

「だって旅してた時ほど、寂しい時間はなかったよ!今ならはっきり言える!」
簡潔に、そう叫んだ。
「だからぼくはプププランドが……ポップスターが大好きなんだ。ずっとかわらずに、あったかいまんまのこの国をまもっていたいんだ!」

まだまだ夜は終わらない。
その夜空も、輝き続けている。
「ねぇデデデ、ここで寝てもいいかなぁ?」
「んー、クラッコもいるしいいだろ、俺もここで寝る」
あしたになれば、また日が登り、風が吹き、いつもの日常に戻るだろう。
「あ、あとね」
けれど。
「かわらないように見えて、かわってるものって、たくさんあるよ。ほら、『あしたはあしたのかぜがふく』…ってさ」

あしたはどんなことがまっているだろう。
つぎはどんなぼうけんがまっているだろう。

「・・・わかってらぁ」

きょうはきょうのゆめをみて、
あしたはあしたのゆめをみる。

『おやすみ』






・・・・・・・・・・

一段落ついての後書き、というか反省

なんか・・・滅茶苦茶な殴り書きでしたねw
ともかくここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
この小説、自分の中の2人を書き起こしてみただけの自己満足的小説でしたが、意外と多くの方に見て頂き、内心では嬉しさやら驚きやらが溢れてました。
また来年も書くかと思いますので、その時もまた・・・

て言うか来年カーwii5周年ですね!
小説増えるかもしれないので、多分このありきたりなブログ名を変えるかもしれません。

まぁ、これからも宜しくお願い致します。